FoFsにおけるポートフォリオ策定の例

FoFsにおけるポートフォリオ策定の考え方

投資助言サービスの1つとして、 ファンド・オブ・ファンズ(FoFs)運用のための投資助言があります。

当社では、FoFs運用のための投資助言において、定性評価を通じて高い投資成果が期待できるファンドを選定し、それらを組み合わせるテクノロジーを用いてポートフォリオ全体のリスクを管理することにより、さらに安定した高水準の投資成果を追求します。定められたリスク管理上のガイドラインの範囲で、出来る限り期待投資成果の大きなポートフォリオを策定するよう、投資助言を行います。

なお、多くのお客さまからその実績を評価いただけたことで、NFRCの投資助言サービスの契約対象資産は国内トップレベルの規模となっているため、投資対象ファンドの運用会社に関しては一定の交渉力を有しています。また、NFRCでは定性評価等を通じて、ファンドの運用体制やプロセス以外の様々な情報も有しており、ファンド間での比較を行うことも可能です。一般に高コストと言われているFoFsですが、当社ではより低コストでの運用を可能とするために、お客さまが投資対象ファンドの運用会社と運用報酬等に関する交渉を行う場合にはそのサポートも行っています。

[図]ポートフォリオ策定

投資対象ファンド選定の例

投資対象ファンド選定の事例について、過去実際に行った、国内株式を投資対象とするFoFs運用に対する投資助言開始時のファンド選定の事例をご紹介します。

FoFsで運用する投資ファンド選定時においては、業界最先端の外部データベース(350,000超のプロダクト)に、各運用会社から入手したおすすめプロダクトで構成される独自のデータ・プラットフォーム(2,500超のプロダクト)を加えた、NFRC独自のデータベースを選定の母集団として活用します。
お客さまのニーズや運用目標、商品特性、組み合わせによる分散効果等により、スクリーニングの切り口は都度異なりますが、いずれの場合でも、ある時点の運用成績のみで優れたファンドを足切りしてしまうことのないように、定性・定量両面から多様な要素を勘案しながら、ファンドの絞り込みを進め、定性評価を重視して最終的な選定を行います。
国内株式を投資対象とするFoFsの投資ファンド選定時においては、以下のように、1,000本を超える候補ファンドから、投資戦略や手法にそれぞれ個性のあるファンド4本を厳選しました。

※国内株式を投資対象とするファンド・オブ・ファンズ(FoFs)投資助言開始時のファンド選定の例

NFRC独自データベース

2,500超

NFRC独自データ・
プラットフォーム

350,000超

業界最先端の
外部データべース

1,000超

国内株式を主要投資対象とするファンド群

トラック・レコード3年以上

約800

1次ユニバース

過去の運用実績を様々な定量的な切り口で分析し
スクリーニング

約200

2次ユニバース

ファンド・オブ・ファンズ(FoFs)の運用目標や
商品性との適合性の観点からスクリーニング

約50

調査対象ファンド

過去調査情報の活用、公開情報による基礎調査等

8

詳細調査対象ファンド

現地インタビュー調査、ポートフォリオ分析等による
定性評価、ビジネス対応力等

4

最終選定ファンド

NFRCが行う投資助言の特徴

 ニーズに応じたソリューション提供