社員紹介

T.I. ファンド・アナリスト

ファンド分析部所属 / 2013年入社 / 経営学部卒

現在の仕事内容

私が所属するファンド分析部は、東京、ロンドン、ニューヨークのグローバルなリサーチ体制を活用し、株式や債券を中心に約1,700ファンド、約370社を評価・モニタリングしています。私も約30名いるファンド・アナリストの1人として、主に株式投信に関する評価を行っています。
ファンド・アナリストは年間に数十本のファンド評価を行います。評価対象ファンドは販売会社や年金基金などのお客様からの依頼、運用会社からの売り込み、または自ら新規発掘を実施することで選定します。具体的なファンドリサーチの進め方としては、まず調査対象ファンドに関する定量分析を行い、その分析結果を基にファンドの運用者との面談を実施します。その後、面談の内容を踏まえてメモを作成し、チーム全体で議論を行います。そして最終的な定性評価、所謂レーティングを付与する流れとなります。お客様からの依頼の場合は、これに加えてレポートなどを提出します。

1日のスケジュール

入社した理由

野村證券のウェルス・パートナー課に勤めていた際、支店の投資信託の販売責任者を任されました。その際、当社のファンド・アナリストが提供したレーティングや資料を活用し、支店のセールス活動やお客様の投資判断に大いに貢献することができました。この経験を通じて、私もファンド・アナリストとして投資信託についてしっかりとしたリサーチを行い、幅広いセールスやお客様に貢献したいという思いを抱くようになりました。そうした背景から、社内公募制度を活用して当社ファンド・アナリストに申し込み、2020年4月から現在の職務に従事しています。配属されてから約3年半が経ちますが、充実した仕事内容、恵まれた職場環境、魅力的な上司・同僚に囲まれて入社前のイメージ以上に充実した日々を過ごしております。

仕事の魅力

ファンド・アナリストとしての分析結果がお客様の資産形成に大きな影響を与えていることを実感しており、非常にやりがいを感じる一方で、責任の重さも感じています。様々なファンドをリサーチすることで世界中の優れた運用者の知見を得られる点に加え、他のアナリストとの議論を通じて新たな知識や視点を得ることができるのも魅力の一つです。また、出張の機会も多く、私は今年の6月に約1か月間の欧米出張を経験し、普段の業務では味わえない貴重な体験を通じて自身の成長に繋がりました。さらに、当部には熟練したアナリストが多く在籍しており、彼らとの交流を通じて将来の目指すべき姿が明確になる点も、大きな魅力だと感じています。

ワークライフバランス

当社では、家庭の都合に合わせた働き方に対する上司の理解が深く、ワークライフバランスを促進する文化が形成されています。私自身も幼い子供が3人いますが、仕事が忙しい時期でも平日に家族と過ごす時間が確保できています。また休日には、家族や友人との旅行、趣味のフットサル、子供が所属する野球チームのコーチを務めたりすることでリフレッシュでき、それが仕事への集中力とやる気に繋がる好循環が生まれています。他の社員も各自、コンサートや映画鑑賞、旅行、野球観戦、ゴルフ、ピアノなど、様々な趣味を楽しんでおり、仕事だけでなく、人生が充実している印象を受けます。

K.T.  ファンド・アナリスト

プライベートアセット分析部所属 / 2023年入社(キャリア採用) / 経済学部卒

現在の仕事内容

私が所属するプライベートアセット分析部では、プライベート・エクイティ(PE)、プライベート・デット(PD)、インフラ、不動産などのプライベートアセットに関連するファンドの定量・定性的な分析と評価を行っています。新規ファンドのデュー・ディリジェンスや、既に投資を行っているファンドの定期的なパフォーマンスモニタリングを実施し、お客様に情報を提供しています。
プライベートアセットは株や債券などの伝統的な資産とは異なり、ファンドや投資対象の企業に関する情報が一般には公開されていないことが多いです。そのため、デュー・ディリジェンスを行う際には、投資リターンなどの定量的な分析だけでなく実際に運用会社を訪問し、運用担当者との対話を通じた定性的な分析も重要となります。海外出張やオンラインミーティングを重ねて情報を収集し、自分の経験や知識、そしてチーム内での議論を活かしてファンドを総合的に評価することにやりがいを感じています。
投資対象となるファンドの優位性やリスクなどを精査すること

1日のスケジュール

入社した理由

国内の大学を卒業後、新卒で国内の生命保険会社に入社しました。前職では営業から海外駐在、資産運用など幅広い業務に携わる機会がありましたが、その中でも資産運用、特に成長分野であるオルタナティブ投資に魅了され、この分野の専門性をさらに追求していきたいと考え、NFRCへ入社しました。
また、当社は東京だけでなく金融の中心地であるニューヨーク、ロンドンに拠点を有しているため、グローバルに幅広い運用会社にアクセスすることができる体制が整っている点も入社の決め手となりました。

チームの雰囲気

プライベートアセット分析部は、チームの協力と個々の専門性を重視する環境です。メンバーはそれぞれ担当するアセットクラスにおいて高度な知識を持ちながらも、オープンなコミュニケーションを取り、互いのスキルを高め合うことのできる環境です。
また、若手からベテランまで自由闊達に議論ができる風土があり、各メンバーが責任を持って自由に意見を出し合っています。

ワークライフバランス

ファンド調査の案件が重なる時期などは残業することもありますが、適宜有休を取得するなどメリハリを大事にした勤務を行っています。
また、海外とのミーティングが多いこともあり、時差の関係で終業が遅くなってしまうこともありますが、その場合は在宅勤務を活用するなど、フレキシブルな勤務を行うことのできる体制が整っています。

S.T. シニア・ポートフォリオ・マネージャー

投資戦略部所属 / 2018年入社(キャリア採用) / 理工学部卒/国際企業戦略研究科卒

現在の仕事内容

私の所属する投資戦略部は、ファンド・オフ・ファンズ(FOFs)の運用を行う部署です。私はその中で、債券FOFsの運用業務を担当しています。
FOFsは複数の投資信託を組み入れる投資信託です。私は国債を中心に投資するFOFsから、社債などのクレジット債券に投資するFOFsまで、約10本程度の債券FOFsを担当しています。いずれも国内外の運用会社が運用する複数のファンドに投資しています。
業務の目的は、担当するFOFsのリターンが安定的に運用目標のリターンを上回るように管理することです。主な業務は2つあります。1つ目はFOFs内で投資するファンドの配分変更です。投資環境や各ファンドの運用状況などを分析し、FOFsのダウンサイドリスクを抑えたり、より高いリターンを上げるために投資比率を見直します。2つ目は投資するファンドの入替です。いずれの業務においてもファンド調査のエキスパートであるファンド・アナリストの分析に基づいたインサイト、運用会社とのインタビューで得た情報などを活用して投資判断を行います。

1日のスケジュール

入社した理由

前職では国内系の大手投信投資顧問会社に10年あまり所属し、定量的な運用分析を担当しました。当社には2018年に入社し、約3年間ファンド分析部で債券ファンドの調査を担当したのちに投資戦略部に異動となり、約4年間FOFsの運用業務を担当しています。
入社した理由は2つあります。いずれもただの好奇心に由来するものですが、1つ目は運用業界で働く中で、いずれはファンドの運用成績に直接影響を与える投資判断の業務を担当したかったからです。債券ファンドのアナリストの時は調査担当するファンドのレーティング評価やFOFsの投資先候補のファンド推奨を通じて、現在はFOFsの運用担当者として、投資判断に携わっています。2つ目は、海外業務に憧れを持っており、特に運用業界をリードする海外の有力運用会社と接触・協業するような業務に携わりたかったからです。日々、国内外の運用会社のポートフォリオ・マネージャーなどとのミーティングを通じて、また年1~2回の現地調査を通じて各ファンドの投資手法、特徴について情報収集し、理解を深めています。

やりがい

自分の成長、そして、社会への貢献の点で現在の仕事には大きなやりがいを感じています。資産運用の業務は専門性が高いです。投資判断を行うには投資先のファンドや投資環境を深く理解する必要がありますが、そのためには投資理論、金融商品、金融市場など幅広い知識が不可欠で、かつ常にアップデートしなければ精度の高い投資判断にはつながりません。しかし継続的に自分を磨いていれば、成果の改善が目に見えやすい仕事だとも感じます。またFOFsに投資されている多くの人々の生活に影響を与える重要な役割だと考えています。

会社の雰囲気

当社にはファンド・アナリスト、コンサルタント、システム・エンジニアなど資産運用に携わる様々な専門家が集まっているため、常に質の高いアウトプットが求められ、職場の雰囲気には緊張感があり、刺激的です。一方で高い専門性という共通項でつながっていることもあり、非常に協力的な職場でもあります。業務上、頻繁にコミュニケーションを取るのは債券の各資産クラスを担当するファンド・アナリストですが、対面だけでなくオンライン会議ツールやチャット・ツールも活用し、効率的に情報入手、意見交換ができる環境でとても働きやすいです。

T.T. エグゼクティブ・コンサルタント

フィデューシャリー・マネジメント部兼CIOマネジメント部所属 / 2015年入社 (キャリア採用) / 社会理工学研究科経営工学専攻卒

現在の仕事内容

私は、フィデューシャリー・マネジメント部(以下、Fマネ部)とCIOマネジメント部(以下、Cマネ部)に所属しています。両部は、顧客の対象は異なるものの、資産運用の目的・ゴールにあったポートフォリオを提案しており、主には資産配分の策定・ファンド選定を行います。
Fマネ部:年金基金や大学法人などの機関投資家/Cマネ部:個人投資家
私は、Fマネ部ではコンサルタントとして、機関投資家のお客様に資産運用に関する助言を幅広く提供しており、Cマネ部では資産配分のチームヘッドとして配分策定を担当しています。いずれの部署でも、お客様の課題解決やニーズに沿った提案をすることが重要です。
昨今、お客様の課題やニーズも多岐にわたる中、30年以上にわたり培ってきたコンサルティングスキルやノウハウ、野村グループのグローバルなリサーチに裏付けされたアプローチで各投資家のニーズに沿った適切なソリューションを提供できる点が、当社独自の強みと認識しています。

1日のスケジュール

入社した理由

資産運用業界において、自社に限らず他社の商品も含め、最適な資産配分・最適な商品をお客様にお届けできる唯一の立場である、資産運用コンサルタントというキャリアを志望して当社に入社しました(当時はFマネ部に所属)。
最終的に当社を選択した決め手は「挑戦が奨励される職場環境」です。当時、面談でお会いした方々と入社してやりたいことやチャレンジしたいことについて熱く議論したことを今でも覚えています。実際に、面談の場でも話した「Fマネ部のノウハウを活かした個人投資家向けビジネスへの参入」も、Cマネ部の立ち上げに携わることで実現できました。
大きな組織で、様々なビジネスや業務に挑戦できる機会は得難い中で、このような経験が出来たことは自分の人生における財産の一つになっていると感じています。

会社の雰囲気・職場環境

前職での職場との比較からも感じることですが、様々なバックグラウンドや考え、キャリア観を受け入れてくれる、多様性に富んだ非常に働きやすい職場環境です。分からないことを聞きやすい雰囲気があるので、安心して働くことができると思います。繁忙期もありますが、比較的残業が少なく、有給休暇が取りやすい点やリモートワーク・出社など、柔軟にワークスタイルを選んで働ける点も魅力の一つだと思います。
社内レクも、ボウリング、ゴルフコンペ、謎解きゲームなど、様々なイベントが、本当の意味での任意参加型(笑)で沢山企画されており、コミュニケーションが図られています。

休日の過ごし方

毎週の仕事をリフレッシュした状態で乗り切れるように、休日はアクティブに身体を動かすようにしています。特に、最近の週末は、子供が所属するサッカーチームのコーチとして練習の指導と、地域のサッカー大会の試合で審判をして過ごしています。
誰に話しても伝わらないですが、サッカーの審判活動でファウルなどを見極める判断が、ビジネスで方針を判断する意思決定にも通じる部分があり、やりがいを感じています。

T.O.  コンサルタント

フィデューシャリー・マネジメント部所属 / 2023年入社 / 経済学部金融学科卒

現在の仕事内容

フィデューシャリー・マネジメント部(以下、Fマネ部)では、公的年金、企業年金、大学基金などに資産運用コンサルティング・サービスを提供しています。私はFマネ部の中でも公的年金向けコンサルを行うチームに所属しており、主に基本ポートフォリオ(中長期の資産配分)策定支援業務を行っています。
基本ポートフォリオの策定にあたっては、今後の経済シナリオや資産クラスごとの期待リターン・リスクなどについて、様々な仮定を置いたうえで最適化して資産配分を決定します。前提の置き方や最適化の手法は何通りもありますが、用いる手法が適切でないと偏った資産配分になってしまうことがよくあります。適切な手法を選び出し、定性的にも違和感のない資産配分を構築することは、コンサルの腕の見せ所であり、やりがいを感じます。
また、私の所属は公的年金向けのチームですが、今年から企業年金案件もいくつか担当しています。企業年金案件では、マネージャー・ストラクチャー構築(運用するファンドの構成)が主要な業務となっており、公的年金案件とは異なる業務内容であるため難しさを感じることも多いですが、先輩社員に助言をもらいながら、日々勉強を続けています。

1日のスケジュール

入社した理由

専門性が高い「リサーチ」と、それをお客様に分かりやすく伝える「コンサルティング」の2つの軸が交わる点に魅力を感じて入社しました。Fマネ部では、資産運用に関する様々な分析・調査を行っていますが、自分の調べたいことを調べて終わりではなく、お客様のニーズに沿ったものを分かりやすく伝えることが重要です。
単なる調査ではないため難しい点も多くありますが、自分で調査・分析からお客様への発信まで一連の作業を行い、その結果が実際に何千億円という規模の基金の資産配分決定に活用された際には、大きなやりがいを感じました。

若手社員が活躍できる環境

私自身、NFRCに新卒で入社して2年目ですが、当社には若手社員が活躍できる環境が整っていると感じます。
新卒社員には中堅社員が専属のインストラクターとなって、日々の業務のサポートを行ってくれます。私のインストラクターは、忙しいときでも私が質問に行くと、必ず手を止めて熱心に教えてくれました(2年目となった今も、毎日質問に行っています)。
また、1年目のころから顧客向けの提案のコアとなる部分の分析を担当できたり、顧客基金の理事や役員クラスの方々向けに説明することも多くあります。

私のワークライフバランス

海外旅行が趣味で、今年の夏休みはニュージーランド南島ドライブ旅に行きました。ドライブをしながら羊の群れに遭遇したり、日本では見られない南十字星を見たり、キーウィの保護施設を見学したりと、1週間遊びつくしました。
NFRCには、年2回のリフレッシュ休暇制度(連続して5日有休を取得できる制度)があるので旅行に行きやすい、というのも当社の大きな魅力の1つです(笑)。

M.M. クオンツ・アナリスト

インデックス事業部所属 / 2024年入社 / 理学院物性物理学専攻修了

現在の仕事内容

私が所属しているインデックス事業部は、各種投資に対するベンチマークとなるインデックスの開発・監理業務を行う部署です。市場インデックスは、対象となる市場全体の平均的なパフォーマンスを表すことを目的に算出され、ファンドのパフォーマンス評価や投資戦略策定に利用されるほか、学術利用における市場分析やファイナンス研究といった場においても重要な役割を果たしています。
私は主に、NOMURA-BPI(Nomura Bond Performance Index)という国内債券市場インデックスの監理業務を行っています。
具体的な業務内容としては、主にインデックス算出に用いるデータの管理や銘柄入替を行うほか、社内の各部署へのデータ提供や、外部ファンドマネージャーからのお問い合わせ対応なども行っています。加えて、債券に関連する多様なデータにアクセスできる環境があることから、債券におけるポートフォリオ運用戦略の開発も行っています。このような業務を通じ、投資家の皆様のニーズに応えるインデックスサービスの提供を行い、資産運用の高度化支援を行っています。

1日のスケジュール

入社した理由

専門知識・技術をベースに、まだ世にない価値を提供できる人材になりたいと考えたためです。
インデックス事業部の特徴として、数式やデータを基に進める業務が中心である点や、他社ではあまり見られない特徴的な金融関連商品を扱うといった点がありました。これらの知見を深めることで、金融経済に対し定量的かつこれまでにないユニークな観点から分析・考察を行い、その成果を通じて社会経済へ貢献できる人材になれると考え、当社に入社しました。
これに加え、この会社は業界内外で高いプレゼンスを持つ野村グループの一員であり、高度な金融のプロフェッショナルとしての成長環境が期待できたことも入社理由の一つです。

NFRCのここがユニークと思うこと

NFRCは顧客視点での中立的な資産運用サービスを提供する会社です。自身が培ってきた定量分析の素養を活かして、お客様のより良い投資判断に資する情報を提供することで、持続可能な経済循環に貢献することができる組織だと思います。金融とは異なる研究分野から入社した身ではあるものの、日々の業務を通じて金融に関する専門性を高いレベルで培うことができていると実感しています。
また部を超えた社内交流の機会があることも魅力です。様々なバックグラウンドや専門性を持つ同僚たちと接点を持つことで、異なる視点や知識を得ることができます。こうしたコミュニケーションを通じて、新たなアイデアやアプローチを生み出せることもあります。

休日の過ごし方

リフレッシュを意識して過ごすことが多いです。ジムやサウナ、日帰り温泉に行き、心身を整える時間を大切にしています。都内・近郊エリアはスーパー銭湯の選択肢が多く、充実した余暇を過ごすことができています。
また、自然の中で過ごすことも好きで、郊外へ登山やドライブに行くこともあります。